つばさ保育園
青森市の郊外に立地する保育園。冬季の積雪処理を考慮して無落雪屋根としましたが、外観が単調にならないように旧園舎の家型シルエットを内包したデザインとしました。家型の外壁には青森県産のヒバ天然木を使用しています。また、高窓により冬季間も採光を得られるように窓の高さを工夫し、明るく空の様子を感じられる遊戯室となっています。さらに、内部の床には裸足に優しい青森県産のパインフローリングを使用し、遊戯室を中心に配置された保育室は勾配天井で落ち着ける雰囲気としています。
旧園舎のシルエットを内包した園舎
前面道路から見た園舎全景
園庭からみた園舎全景
広々とした園庭
保育室から園庭に出られるテラスも特徴的
明るく空の様子を感じられる遊戯室
ステージなども家型シルエットとしている
遊戯室はランチルームとしても活用
入口周りは窓を大きく開けずにリズミカルな小窓をデザイン
光量を抑えた玄関ホールと対比的な明るい遊戯室を望む
勾配天井の乳児ほふく室
壁面収納を設けた勾配天井の保育室
勾配天井の保育室が奥に連続している
左)トイレ、右)調乳室から続く沐浴室
左)引戸から覗く室内、右)ステージ脇の様子
保育室の小窓より玄関を望む
家型のサインはオリジナルデザイン