千曳のビューハウス
青森県東北町に立地する住宅。畑に囲まれている贅沢な環境にあります。積雪量が多いだけでなく横からの風雪も激しく過酷な気候のため、横からの風雪を防ぐ門型の屋根で全体を構成しました。畑の様子が見える住まいが主な要望であったので、LDKや個室など諸室を一列に並べ畑に向かって大きく開けたプランとしています。一方で、断熱性能を減らさないよう前面道路側へは窓を極力少なくすることでデザイン性と断熱性のバランスを確保しました。内部は小幅板張りの天井で落ち着きを持たせながら、適度に明るく居心地の良いインテリアとなっています。
集落の中で畑に囲まれている贅沢な環境に立地しています。
畑側より望む全景、まるで植物の緑に浮かんでいるよう。
余裕ある土地のため前面道路側は車寄せとなっています。
前面道路より望む全景、窓を極力少なく抑えています。
畑側より望む雪解け後の風景はどこか異国の地を感じさせます。
門型の屋根外壁により風雪を防ぎながら日射取得を両立できます。
玄関脇のシューズクロークは使いやすいようデザインされています。
大開口の窓はロールスクリーンボックスが隠されスッキリしています。
廊下には壁面収納棚をたっぷり設けてスペースを有効活用しています。
水廻りは優しい色合いでまとめられ居心地良い空間です。