原別のリノベハウス

青森市内に立地する平成4年築の住宅の改修リフォーム。築年数は浅いが、廊下に各部屋が並ぶ古くからの間取りであり使いにくい印象であった。そこで、断熱改修を行いながら暖房計画を更新し、近年の生活にあった間取りに変更することを目指した。まずは、廊下の壁を取り払った上で、天井までの高さの引戸を各所に設けた。引戸を開けることで、スペースが繋がり広々と感じる住まいとなった。新たな建材は経年変化を感じる自然素材を天井や建具に用い、居心地の良いインテリアを目指した。さらに、和室の建具エレメントなど状態が良いものはなるべく残すことにした。この家の歴史を感じる要素となっており、古いものと新しいものが程よい調和を生み出している。

カメケン アーキテクト | 建築設計事務所 青森県 青森市

LDK周辺は引戸を開けると空間が広がり居心地が良い。

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リビングの出窓には観葉植物を置くことでうまく活用している。

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TVボードは壁に埋込むことで、スペースを有効活用している。

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和室の障子はうまく活用することで少し違った雰囲気となる。

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改修前のは垂れ壁で仕切られており狭く感じた。

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改修後は天井までの引戸を設けて広く感じる。

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改修前はキッチンが壁で仕切られていたため実際よりも狭く感じた。

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改修後は仕切り壁をなくしガラスで仕切ることで広く感じるようになった。

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改修前の和室。床柱を上手く活かそうと考えた。

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改修後の和室。天井には自然素材を用いている。

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左/改修前のキッチン。 右/改修後のキッチン。背面は収納になっていて、中を隠せる引戸で来客時はスッキリ。

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左/TVを掛けた壁は重みのある雰囲気を作りだしていて、「大黒柱」のようだ。 右/和室とリビングを仕切る背高の建具。

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左/新たな建具と古い建具のコントラストが新鮮だ。 右/空調のリモコンなどは壁の窪みに整理しスッキリまとめた。