釜石市の震災復興の設計競技へ応募。生涯学習センターを併設した公営住宅の提案である。周囲の集落とのつながりを保てるように小さなボリュームの集まりで構成。既存集落の傾斜地に立地する難しい計画であったが逆に高低差を取り込んだ設計とした。立体的街路としてのパサージュに面して住宅や各室が並んで様々なコミュニティ形成を誘発しやすくしているのが特徴である。